オオサカジン

日記/一般 日記/一般   | 天神橋商店街

新規登録ログインヘルプ


2024年07月16日

The Deaconスコッチウイスキーのレビュー:ペスト医師ラベルとその魅力

こんにちは、ウイスキー愛好家の皆さん!

今回は、大阪天満にあるBAR ALBA(バー・アルバ)で取り扱っている、ユニークなデザインと豊かな味わいが特徴のThe Deaconスコッチウイスキーをご紹介します。

バーカウンターに置かれたThe Deaconスコッチウイスキーのボトル。

ボトルとラベルのデザイン

The Deaconのボトルは美しい銅色をしており、ラベルには歴史的なペスト医師をモチーフにしたスチームパンク風のデザインが施されています。

このデザインは、視覚的に非常に魅力的です。

The Deaconスコッチウイスキーのラベルのクローズアップ。ペスト医師のデザインが詳細に見える。

名前の由来

「Deacon」という言葉は、スコットランドの熟練した職人を意味します。

この名前は、The Deaconウイスキーの高品質と職人技を象徴しています。

ウイスキーの特徴

The Deaconは、アイラとスペイサイド地方のシングルモルトをブレンドしています。

アイラのスモーキーな香りとスペイサイドの豊かな味わいが絶妙に調和しています。

風味とアロマ

The Deaconの香りは、焦がしたオレンジや甘いビスケット、木の煙のような香りが感じられます。

味わいはジューシーなオレンジとやわらかなスパイス、少しピートの風味が広がり、長い余韻を楽しめます。



おすすめの飲み方

ストレートでそのまま楽しむのも良し、氷を加えてロックで飲むのもおすすめです。

また、ハイボールにしても爽やかで飲みやすいので、様々なシチュエーションで楽しんでみてください。

 The Deaconスコッチウイスキーのボトルと一緒にサーブされたハイボールのグラス。氷が入った爽やかなハイボール。

詳しくはこちらへ

詳細なレビューとさらに多くの情報については、大阪天満にあるBAR ALBA(バー・アルバ)のブログをご覧ください。

BAR ALBA(バー・アルバ)のブログ  

Posted by ケニーはバーテンダー@バー・アルバ 天満 at 14:23Comments(0)

2024年07月03日

『カールのメロディーで』


 

  
Posted by ケニーはバーテンダー@バー・アルバ 天満 at 20:34Comments(0)

2024年07月01日

サントリー山崎蒸溜所見学記:限定シェリー樽ウイスキーと新商品レビュー

シェリー樽ウイスキー、最近なかなかいいのがないですねぇ。

先日、サントリーの山崎工場へ見学に行きました。



ウイスキーづくりの各工程を見学し、その後セミナールームでウイスキー『山崎』の原料になるいろいろなタイプのウイスキーを飲みました。



その中にシェリー樽で熟成させたウイスキーがありました。

そう、これです。

このトロ~リこってりとした濃厚感。

干しブドウなどドライフルーツのような香り。

これこそシェリー樽ウイスキー。

やっぱりサントリーはいいものをつくっています。

そして、最近新しく発売されたのが蒸溜所限定の山崎です。



工場でしか発売されていない山崎で、中身はピートの効いた山崎をシェリー樽で熟成させたものです。

『ピート』と『シェリー』、この個性的な組み合わせがとても面白いです。

山崎ファンの方、新しい山崎をぜひお試しください。

限定5名様です。  

Posted by ケニーはバーテンダー@バー・アルバ 天満 at 14:13Comments(0)

2024年06月27日

もももももももも

BAR ALBAのもものカクテル「ベリーニ」。新鮮なももとスパークリングワインをミックスした夏にぴったりのカクテルです。


もものカクテルをはじめました!

夏のフルーツ『もも』が登場しましたね。

大阪天満のBAR ALBA(バー・アルバ)では、ももを使ったカクテル『ベリーニ』をご提供しています。

ももとイタリアのスパークリングワインをミックスしたカクテルで、あま~い香りとジューシーな味わいが楽しめます。

この夏の新しいおすすめカクテル、『ベリーニ』をぜひお試しください。

皆様のご来店をお待ちしております!  

Posted by ケニーはバーテンダー@バー・アルバ 天満 at 19:30Comments(0)

2024年06月10日

『♪バ~ニラ、バニラ、バニラのお酒』リコール43



ゴールデン・キャデラック
 


うーん、乗ってみたい。

そんな話じゃなくて。

カクテルのことです。

あまり認知度がないカクテル。

で、オーダーされることもほとんどない。

でも、たま~~~~~~にオーダーされる。

そんなカクテル。

レシピはというと、

ガリアーノという薬草のお酒を20ml

チョコレートのお酒を20ml

生クリームを20ml

シェイカーに入れてシェイクシェイク
 


イエローゴールドのガリアーノと、透明なチョコレートのお酒と、白い生クリームをミックスすると、ほんのり黄色がかったクリーム色のカクテルになります。

ガリアーノは薬草のお酒ですが、バニラの香りと甘みがあるお酒で、バニラのお酒と言ってもいいんじゃないというお酒で、カクテルは、バニラの香りとチョコレートの甘さ、そしてクリームの滑らかさが一体となったリッチな味わいのカクテル

『でした。』

いろいろありまして

なぜ、過去形かというと、ガリアーノが変わったからです。
 


もう、数年前になりますが、製造元のいろいろあって昔の味わいに戻すということで、味わいが変わりました。

今のガリアーノは、バニラが消えて、アニスの香りがメインのお酒になりました。

バニラも入ってはいるらしいのですが「えっ?どこ?」という感じ。

で、ゴールデン・キャデラックをつくると、なんだかなぁ?という感じに。

ゴールデン・キャデラックってバニラの香りがあるからおいしいのに。

たぶんですけど、このカクテルを考えた人は、ガリアーノのバニラがあるから使ったと思うんです。
 


で、昔のガリアーノのようなバニラの香りが楽しめるお酒を探さねば、ということで見つけたのが

『リコール43』
 


「よんじゅうさん」ではありません「クアレンタ・イ・トレス」とよみます。

スペインのお酒なので、スペイン語です。

バニラメインに、かんきつなどで風味づけされたお酒。
 



ガリアーノとまったくいっしょではないけど、いいお酒です。

色も同じイエローゴールドだし。
 



で、リコール43でゴールデンキャデラックをつくってみたら、グッド。

よし、これからはこれでいこう。
 



ちなみに、ガリアーノの会社のホームページ(https://galliano.com/)を見てみると、バニラがあるんです。
 



なのに日本には輸入されていない。

味の変わった「オーセンティコ」というタイプだけしか入ってこない。

なんで?

ほかにも
あと、ガリアーノを使った有名なカクテルに『ハーベイ・ウォール・バンガ―』というカクテルがあります。

ウォッカをオレンジジュースでわって、上にガリアーノを少し浮かべるというカクテル。

スクリュードライバーの上にガリアーノがのったというかんじ。

これもやはり、バニラの香りあってのカクテルだと思います。

バー・アルバでは『ゴールデン・キャデラック』『ハーベイ・ウォール・バンガ―』は、今後リコール43でつくります。

しかし、

ネットで検索すると、リコール43がなんか日本で売ってない。

いくらでもあったのに。

一時的なこと?

こまったこまった、こまどり姉妹。

今あるのがなくなったら、また探さなきゃいけないのか?

といっても、リコール43も日本では知られていないお酒で、めったに使うことのないお酒なので、なん年かは大丈夫だと思うのですが。

よし、
♪ バ~ニラ、バニラ、バニラのお酒で、高収入になって、金色のキャデラックに乗ろうか?
 



ゴールデン・キャデラック ¥1500

ハーベイ・ウォール・バンガ― ¥1500  
Posted by ケニーはバーテンダー@バー・アルバ 天満 at 20:43Comments(0)

2024年06月06日

『オーケストラのような至福の味わい』スコッチウイスキー ボウモア25年




シングルモルトウイスキーの中でも、ボウモア25年は、その優雅さと複雑さで特別な地位を占めています。

ボウモアの熟成された風味と香りは、まるで一つ一つの音が調和して壮大なハーモニーを生み出すオーケストラのようです。
 


味わいの豊かさ

ボウモア25年の味わいは、まさに多層的なシンフォニーです。
 
最初に感じるのは、深いシェリー樽の影響を受けたとろ~りキャラメルやレーズンの風味。



その後、スパイスやダークなチョコレートの複雑な層が現れ、最後にはスモーキーな余韻が長く続きます。



それはまるで、ベートーベンの第九交響曲のよう。



多彩な風味が調和し、口の中で次々と異なる味覚の旋律が奏でられる様子は、まさに壮大な交響曲を聴いているかのようです。
 
香りの華やかさ

香りもまた、ボウモア25年の魅力の一つです。
 


最初に立ち上るのは、芳醇なシェリー、あま~く熟したフルーツ、そしてわずかにフッとスモーキー。

これらが一体となって、複雑でありながらもバランスの取れた香りを生み出します。

それはまるで、モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』のよう。

軽やかで華やかなメロディーが次々と展開されるこの曲のように、ボウモア25年の香りは、鼻をくすぐるたびに新しい発見があり、そのたびに新たな魅力を感じさせます。



バーで楽しむオーケストラ
 
ボウモア25年は、その豊かな味わいと香りで、飲む人を魅了します。

まるでオーケストラの演奏を楽しむかのように、一口ごとに異なる風味と香りが広がり、そのたびに新しい感動を与えてくれます。

ウイスキー愛好者にとって、この一杯は至高の体験となることでしょう。



チャイコフスキーの『1812年序曲』のように、力強さと繊細さが同時に存在し、飲むたびに壮大な物語が展開されるようなこのウイスキーを、ぜひご堪能ください。
 


ボウモア25年 ¥15700  
Posted by ケニーはバーテンダー@バー・アルバ 天満 at 11:15Comments(0)

2024年06月04日

『日本に咲いたパラグアイの花』ラム マリアンヌ

1990年4月25日、

南米パラグアイの澄んだ青空の下、ひとりの女の子が生まれた。
 


幼少期から彼女の心には、日本への憧れが芽生えていた。

地元に住む多くの日本人移民たちが、日本文化の魅力を彼女に教え、彼女はその美しさに夢中になった。

浮世絵や茶道、桜の花びらが舞う光景を想像するたび、彼女の胸は高鳴った。

転機

やがて20歳を迎えた彼女に、人生の大きな転機が訪れた。

長年憧れ続けた日本へ行くチャンスが巡ってきたのだ。

喜びと期待を胸に、彼女は故郷を離れ、異国の地へと飛び立った。
 


日本の街並み、風習、そして人々の温かさは、彼女が夢見ていた以上のものであった。

出会い

日本に来て12年が過ぎた2022年、彼女は運命的な出会いを果たした。

それは、故郷パラグアイのラム酒だった。
 


その香りと味わいは、彼女に故郷の風景と共に、忘れかけていた情熱を思い起こさせた。

彼女は瞬く間に、その魅力に取りつかれた。

強い思い

そして、この素晴らしいラム酒を日本の人々にも知ってもらいたいという強い思いが芽生えた。

彼女は行動を起こした。
 


ビジネスをスタートさせ、パラグアイのラム酒を日本に広めるために奮闘した。

彼女の情熱と努力は実を結び、日本各地でパラグアイのラム酒は次第に人気を集めるようになった。

毎日を大好きな日本で過ごしながら、彼女は自身のルーツを大切にし、パラグアイという国の魅力を伝えるために活動を続けている。

彼女の目には、未来への希望と情熱が輝いている。

彼女の物語は、これからもつづいていく。

日本とパラグアイ、二つの国を繋ぐ架け橋として、彼女の旅はまだ始まったばかりだ。
 


彼女の名前は、オルガ。
 


パラグアイのマリアンヌ

オルガさんが、日本中走り回って広めているラムはこちら。

『マリアンネ・デ・パラグアイ』シリーズ
 


1、マリアンネ・デ・パラグアイ グラン・レゼルバ

2、マリアンネ・デ・パラグアイ スパイスド・ラム

3、マリアンネ・デ・パラグアイ カスク・ストレングス

4、ジュレス・ヴェルネ 

1、マリアンネ・デ・パラグアイ グラン・レゼルバ
 


グラン・レゼルバは、ほのかな甘みがあり、熟成による木の香りなどが楽しめるバランスの良い味わいでした。

バランスが良いという意味は、甘すぎるわけでなく、ドライすぎるわけではなく、ちょうどいい塩梅ということです。

『マリアンネ・デ・パラグアイ』とは、そのまんま『パラグアイのマリアンヌ』ということです。

マリアンヌとは、フランスのイメージキャラクターみたいな感じの女性のこと。

実在した人ではなく。

ニューヨークの自由の女神のモデルともいわれています。

自由の象徴としてフランスで愛されているキャラクター。

ドラクロワの描いた『民衆を導く自由の女神』が有名かな。
 


ボトルには、この絵を模したおっぱい丸出しでパラグアイの国旗を持った女性が描かれています。(自主規制シール付き)
 


グラン・レゼルバとは、グラン(Gran) が「大きい」「偉大な」を意味する形容詞で、ここでは「特別な」という意味で使われています。

レゼルバ(Reserva)は「保存」や「貯蔵」を意味し、アルコール飲料の場合は熟成期間を示します。

つまり、しっかりと熟成されたラムですよ。ということですね。

2、マリアンネ・デ・パラグアイ スパイスド・ラム
 


スパイスド・ラムとは、名前のとおり、いろいろなスパイスで味付けされたラムのことです。

スパイスド・ラムで有名なのは、キャプテン・モルガン。
 


バニラの香りが豊かな甘めのラムですね。

マリアンネ・デ・パラグアイ スパイスド・ラムは、キャプテンモルガンのようなバニラメインではなく、ほんとに『スパイスぅ~~~っ!』と言いたくなるようなスパイス感。

3、マリアンネ・デ・パラグアイ カスク・ストレングス
 


カスク・ストレングスとは、カスクが『樽(たる)』という意味で、ストレングスは『強さ』という意味。

樽の強さということです。

「は?」ですよね。
  


ラムってだいたいアルコール度数が40度くらいのものが多いです。

これって、木の樽に入れて寝かせているときのラムは度数が60度くらいで、瓶に入れる前に水を入れて40度くらいにしているんです。

つまり、カスク・ストレングスとは、樽の中の度数のまま。

水を入れてませんよ、ということです。

マリアンネ・デ・パラグアイ カスク・ストレングスは、度数が、54度あります。

「うわっ、きっつぅ!」と思いますよね?

でも飲んでみると、ぜんぜんきつさは感じないんです不思議と。

水が入っていないぶん、しっかりと濃厚な味、香りが楽しめます。

4、ジュレス・ヴェルネ
 


バーボンウイスキーの熟成に使っていた樽で熟成させたラム。

バーボンウイスキーの樽からの影響で、良いバニラの香りがします。

ジュレス・ヴェルネとは、フランス人『ジュール・ヴェルヌ』(1828年2月8日 – 1905年3月24日)のこと。
 


SF小説や冒険小説のパイオニアとして知られています。

彼の作品は多くの言語に翻訳され、世界中で読まれています。

代表作には『海底二万里(20,000 Leagues Under the Sea)』『八十日間世界一周(Around the World in Eighty Days)』『地底旅行(Journey to the Center of the Earth)』などがあります。
 


どうやって飲むの?
 


ストレートやロックで飲むのがおいしいですね。

ラムって、ロックにすると甘さがより楽しめるように味が変化します。

なので、僕はよくロックで飲んでいます。

ジュレス・ヴェルネは、ハイボールにしてもおいしかったです。
 


ラムもウイスキーみたいにハイボールでもおいしいんですよ。

飲んだことがない人は、ぜひ試してみてください。

スパイスド・ラムは、温かいカクテルの『ホット・バタード・ラム』というカクテルで使うとおいしかったです。

ホット・バタード・ラムとは、ラムをお湯で割ってバターを入れるカクテルです。

さぶい冬に体の中からポッカポッカあったまるカクテル。

お店によっては、このカクテルに使うバターを自家製のものをつくっているところがあります。

自家製と言っても、バターをいちから作るのではなく、バターを溶かして、そこにいろいろなスパイスや砂糖などを入れて、ホット・バタード・ラム用のバターをつくっているお店も有ります。

アルバでは、通常はダークラムをベースに、ホット・バタード・ラムをつくるのですが、このことを思い出して、マリアンネのスパイスド・ラムでつくってみたところ、ラムのスパイスの香りやバターなどが見事にマッチしたホット・バタード・ラムができました。

こちらも飲んだことがない方は、ぜひ一度お試しを。

ふつうに『ホット・バタード・ラム』とだけご注文いただいた時は、ダークラムでつくるので、スパイスド・ラム・バージョンを飲んでみたい場合は、「スパイスド・ラムで。」とおっしゃってください。

あと、ホット・バタード・ラムは、冬の間だけの提供になります。

バターを置いていないので。冬以外は。

温かい時期は、温かいカクテル注文されることがないし、バターは、ホット・バタード・ラムでしか使わないので。

スパイスド・ラムは、コーラで割ってもおいしかったです。

カスク・ストレングスは、ロックで飲むといいですよ。
 


とろり生チョコレートといっしょに飲んでみたら、これがめっちゃいい。

チョコのカカオ感とラムが引き立てあって。

ラムの季節がやってきた

暑い国のお酒は、やっぱ暑いときに飲むとよりおいしい。

ラテンなラムで夏を楽しみましょう。  
Posted by ケニーはバーテンダー@バー・アルバ 天満 at 11:08Comments(0)

2024年05月30日

『きらいすいか』

すいか

にがてなんです

だけど、

よろこばれるんです、

おいしいって

スイカのカクテルが

はじめました

今年もよろしく

熊本産のスイカでスタート

このあとは、

鳥取産かな

夏は だいすきバーテンダー




  
Posted by ケニーはバーテンダー@バー・アルバ 天満 at 20:16Comments(0)

2024年05月16日

「うわあっ!これはアードベッグのサーカスやぁ!」アードベッグ・スペクタキュラー

なにかをつたえるとき、

こと細かく言いたいバーテンダーです。こんにちは。

アードベッグ・デーというものがありまして。

何かと言うと…

アードベッグとは、スコッチウイスキーです。
 


とても個性的な香りがするウイスキーです。

どう個性的かというと、まるで正露丸のような煙というか、燻製、消毒薬みたいな香りです。

そのウイスキーをつくっている工場が、スコットランドのアイラ島というところにあります。
 


そのアイラ島には、いくつかのウイスキー工場があり、多くがアードベッグのような個性的なウイスキーをつくっています。

個性が強いので、好き嫌いがわかれるタイプのウイスキーです。

でも好きになると熱烈なファンになる方が多いですね。

このアイラ島では年に一度、5月最終週から6月第1週にかけて、ウイスキーと音楽のお祭り「アイラ・フェスティバル」が開催されます。
 


期間中、日替わりで各工場の「オープン・デー」が開催されて、熱心なファンが訪れます。

「オープン・デー」の最終日を飾るのがアードベッグ。

この日を「アードベッグ・デー」として、アイラ島に集まるアードベッグファンのみならず、世界中のアードベッグファンと一緒にお祝いする日としています。

そして、そのアードベッグ・デーに合わせて毎年限定のアードベッグが出されます。

2024年の限定アードベッグが『スペクタキュラー』という名前のアードベッグ。
 


一大スペクタクル
スペクタキュラー(SPECTACULAR)とは、「すばらしい」とか「はなばなしい」とかいう意味ですね。

スペクタクルの形容詞系。

上のイラストにも『WELCOME TO A SPECTACLE OF FLAVOURS』と書かれていますね、。

上のイラストに、アードベッグのマスコット犬『ショーティー』が、樽の上で落ちないようにバランスを取りながらさかだちしています。

まるでサーカスのように。

今回のアードベッグ・スペクタキュラーは、香りのバランスが特徴というのを表現したネーミングなのでしょう。

ポートワインの樽
ポートワインという、ポルトガルでつくられているワイン。

このワインの熟成に使っていた樽で、アードベッグを熟成させたものと、通常通りバーボンウイスキーの熟成に使っていた樽で熟成させたアードベッグをブレンド。

それぞれ、どれくらいの期間寝かせていたのか?とか、バーボン樽とポートワイン樽が、どれくらいの割合でブレンドされているとかの情報はありません。

ウイスキー好きの人間からすると、そういうところを知りたいのですけどね。

ここで販売元の味の紹介文をご覧ください。
 
‟2024年の限定ボトルは、「アードベッグ スペクタキュラー」。

アードベギャンすら予想できなかった、未知のフレーバーが広がります。

バーボン樽で熟成されたアードベッグならではのピーティーでスモーキーなウイスキーに、アードベッグ史上初のポートワイン樽熟成によるダークでスイートなウイスキーをヴァッティング。

華麗なスピンを見せる色合いで、ダークチョコレート、ミント、砂糖漬けのフルーツやスモークしたピーカンナッツの風味が空中ブランコさながらに宙を舞います。

この常識にとらわれないディープでダークなフレーバーの饗宴は、まさにピートが主演の「ダークサーカス」。

センセーショナルな味わいのパレードを幕開けに、みなさまをスペクタクルな「ダークサーカス」ショーの世界へご招待いたします!”

………………………?
 


飲んでみました。
ストレートで飲んでみました。
 


販売元の紹介文に「ポートワイン樽熟成によるダークでスイートなウイスキー」とありましたが、色あいは、アードベッグ10年くらい薄い色あいでした。

ポートワイン樽のウイスキーはそんなに入っていないのかな?

香りは、しっかりスモーキー。アードベッグらしい。

スモーキーさといっしょに、ほのかに甘い香りがあるかな?という感じ。

ひとくち飲んでみると、舌の上に甘みが広がりました。

で、くちいっぱいにスモーキーな香りが広がりました。

たしかに、ミントのような清涼感がりますね。

個人的には、もうちょっとわかりやすいくらいにポートワイン樽のアードベッグ入れてほしかったなぁ、という感想です。

レディース アンド ジェントルマン
天満のシルクドソレイユ、バー・アルバで、アードベッグ・スペクタキュラーを開演ならぬ、開栓します。

どなた様も最後の最後の一滴までお楽しみください。


  
Posted by ケニーはバーテンダー@バー・アルバ 天満 at 11:45Comments(0)

2024年05月13日

カクテルの日




  
Posted by ケニーはバーテンダー@バー・アルバ 天満 at 19:30Comments(0)